鍾路(チョンノ)のオフィス街のすぐ隣に、瓦屋根の韓屋がびっしり並ぶ路地があるって知ってました?( ⸝⸝◜𖥦◝⸝⸝ )
それが益善洞(イクソンドン)。仁寺洞から歩いてすぐの距離なのに、一歩路地に入った瞬間に空気がガラッと変わるエリアなんです。狭い路地に韓屋カフェやショップがぎゅっと詰まってて、地図アプリ見ながら迷子になるのもまた楽しい場所。
今回は益善洞の歴史的な背景から、実際に行きたい韓屋カフェ、混雑を避けるコツまでまとめてみました。
益善洞ってどんなエリア?100年続く韓屋の街の歴史とアクセス

益善洞は鍾路区にある法定洞で、ソウルの中心部に残る最も古い韓屋密集地のひとつと言われています。今の街並みができたのは1920年代。朝鮮初の近代的不動産開発業者だった鄭世権(チョン・セグォン)という人物が、1万坪近い益善洞一帯の土地を買い取って細かく分筆し、15坪に満たない小さな韓屋を大量に建てて朝鮮人の庶民に分譲したのがはじまりなんだそうです。鄭世権は単なる開発業者じゃなくて、朝鮮物産奨励運動や朝鮮語学会の運動資金を支えた民族運動家でもあった人。1942年には日本の弾圧で検挙され、翌年には土地を没収されてしまったという歴史も残っています。
その後、益善洞は2004年に再開発区域として指定されて取り壊しの危機もあったんですが、2014年に再開発組合の設立委員会が解散、2018年1月にソウル市が再開発計画を撤回して「韓屋密集地域」に指定し、保存・育成する方針に転換しました。この指定をきっかけに2019年頃からレトロ・ニュートロブームと重なって一気に人気エリアに。今では1930年代以前に建てられた韓屋が100軒以上残っていて、その多くがカフェやレストラン、ショップにリノベーションされています。
アクセスは地下鉄1・3・5号線「鍾路3街(チョンノサムガ)」駅の4番出口が便利です。出てすぐの横断歩道を渡り、コンビニ脇の路地に入って道なりに進むと徒歩2〜3分ほどで韓屋が密集するエリアに到着します。仁寺洞からも徒歩10分ほどなので、セットで回るコースを組む人も多いスポットです📣✨
益善洞で外せない韓屋カフェ4選
清水堂(청수당)
益善洞韓屋通りの中でも中庭の眺めが評判のカフェ。韓屋の中庭を囲むように席が配置されていて、瓦屋根越しに空を眺めながらお茶できるのが魅力です。ふわふわのスフレパンケーキとアメリカーノスフレが名物メニューで、抹茶系のベーカリーメニューも充実しています。
밀토스트(ミルトースト)
トースト専門店で、水標路28ギル沿いの路地にあります。天井をぐるりと囲む白い布と、そこから差し込む光が店内をふんわり明るく見せてくれる造りが印象的。看板メニューはスチームで温めてふわっと蒸したトーストにバターを添える「スチーム食パン」で、素朴だけど記憶に残る味だと評判です( ‘-‘🫶🏻)
서울커피(ソウルコーヒー)益善店
韓屋の空間をそのまま生かしたドリップコーヒー専門カフェ。キューブ状のアイスクリームをのせたドリンクが人気で、きなこティラミスや南瓜シッケ(伝統甘酒)、あんバタートーストなど韓国らしいアレンジメニューが揃っています。伝統的な韓屋建築とモダンなカフェメニューのギャップを楽しめるお店です。
낙원역(ナグォンヨク/楽園駅)
店名の通り「駅」がコンセプトのユニークなカフェ。メニュー表が電光掲示板の時刻表風にデザインされていたり、コンベアベルトの上を回転寿司みたいにデザートが流れてきたりと、写真映え重視で益善洞に来たならぜひ寄ってほしいお店。伝統的な韓屋カフェが多いエリアの中で、ここだけ独特の遊び心があります🎀➰
レトロな路地裏さんぽ―大惡書店で昭和レトロな時間を

益善洞の路地には、カフェだけじゃなくて時間が止まったような老舗もいくつか残っています。中でも代表的なのが1951年創業の「大惡書店(テオソジョム)」。ソウルで最も古い古書店のひとつで、青いドアと色あせた看板、天井までびっしり積まれた古い本がそのまま残るノスタルジックな空間です。ソウル市の未来遺産にも指定されていて、書店を営んでいたおばあさんの娘さんが「本屋を維持・修繕するための資金にしたい」という思いで書店の隣に小さなカフェを開いたのがきっかけで、今はお茶を飲みながら中庭を眺めたり、展示や公演を楽しんだりできる文化スペースにもなっています。2014年にはIU(アイユー)のアルバム「花갈피(花のしおり)」のジャケット撮影地としても使われたことで知られていて、ファンが写真を撮りに立ち寄る姿もよく見かけます꒰՞⸝⸝ ♡ ·̫ ♡ ՞꒱
こういう老舗の存在も含めて、益善洞は「カフェ激戦区」というだけじゃなく、街そのものが小さな博物館みたいな場所だなと感じます。目的のお店を決めずに、狭い路地をふらふら歩くだけでも十分楽しめるはずです。
混雑を避けて効率よく回るモデルコース&早見表
益善洞は50店舗以上のカフェ・ショップがひしめく人気エリアなので、時間帯選びが快適さを左右します。狙い目は平日の午前11時前後(オープン直後)か、夕方16時以降。週末や祝日の昼〜夕方はほぼどのお店も行列ができると思っておいた方が安心です。
| スポット | 最寄り駅・出口 | 目安の徒歩時間 |
|---|---|---|
| 益善洞韓屋通り入口 | 鍾路3街駅(1・3・5号線)4番出口 | 駅から徒歩2〜3分 |
| 清水堂・ミルトースト周辺 | 鍾路3街駅4番出口 | 駅から徒歩5分前後 |
| 大惡書店 | 鍾路3街駅6番出口 | 駅から徒歩6分前後 |
| 仁寺洞メインストリート | 安国駅(3号線)6番出口 | 益善洞から徒歩10分前後 |
- 益善洞だけなら1〜2時間、仁寺洞や北村までつなげるなら半日コースがおすすめ
- 路地が狭く一方通行のような造りも多いので、地図アプリで現在地を確認しながら歩くと迷いにくい
- 人気店は数量限定メニューを早い時間に売り切ることもあるので、目当てのお店があるなら午前中の来店が安心

益善洞、実は路地が細くて地図アプリを見ながらでも一瞬迷子になるエリアなんですが、その「あえて迷う」時間ごと楽しめる場所だなと思ってます(՞- -՞)💬
よくある質問
Q. 益善洞と北村韓屋村、仁寺洞はどう違うの?
北村は住宅として今も人が暮らす韓屋が中心のエリアで、静かに街並みを眺めて歩くのに向いています。仁寺洞は伝統工芸品店やギャラリーが多いショッピング寄りのエリア。益善洞はその中間のような立ち位置で、韓屋をリノベーションしたカフェやショップが密集した「食べ歩き・カフェ巡り」がメインの場所です。
Q. 益善洞のカフェは日本語や英語が通じる?
店舗によって差はありますが、観光地化が進んでいるエリアなので英語メニューを用意している店は多めです。日本語対応は限定的なので、翻訳アプリを用意しておくと安心です。
Q. ベビーカーやスーツケースを持って歩いても大丈夫?
路地は舗装されているものの幅が狭く、段差があるお店も少なくありません。大きな荷物がある場合は、荷物を宿に置いてから身軽な状態で訪れるのがおすすめです。
まとめ

益善洞は、100年前の韓屋の骨格をそのまま残しながら、中身だけが今っぽいカフェに生まれ変わっているのがおもしろいところ。清水堂やミルトーストみたいな今どきの韓屋カフェも、大惡書店みたいに時間が止まった老舗も、同じ路地の中に共存してます。鍾路3街駅からすぐという立地の良さもあって、次のソウル旅の合間にふらっと寄れるエリアだと思うので、ぜひ予定に組み込んでみてください🤍🫧
次の渡韓プランの参考になれば嬉しいです。


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